「こういうお店にしたい!」
という想いを
スタッフと実現するために、
<対話>を大事にしています。
- 店長
PROFILE
接客を極めたいという気持ちを強く持ち、ショップスタッフとして経験を積んでいく。「こういうお店にしたい!」と自らのヴィジョンが明確になったことで店長職に就き、様々な人との出会いに支えられながら困難を乗り越えていく。<記憶に残るお店>をチームで実現するため、成果の出る店舗運営とスタッフマネジメントに励む。
「お客様の記憶に残るお店にしたい」、
その想いが明確になりました。
ショップスタッフとしてベネクシーへ入社した当初は、接客業への憧れは強かったものの、あまり深くは考えず「やりたいことをやろう!」という気持ちだけでした。そんなある日、一人の先輩スタッフが異動してきました。今まで見たことのないお客様への提案力により、なかなか集客に恵まれなかったお店にどんどんと活気が出ていきました。
笑顔で喜んで利用してくださるお客様が増えていったんです。それを間近で見た時に、気づきがありました。
それは、お客様のための提案に力を注ぎ、喜んで帰っていただくこと、「また来たい!」と思っていただくこと、それを成果に繋げること、そのためには、<仕組み作り>が必要なんだ…と。今思うと、その時の経験が店舗運営を行う上での必要な視点を持つきっかけになっていたのかと思います。
前職のアルバイト時代に、「良いお店とはどんなお店かを考えた時、頭に思い浮かんだお店が本当に良いお店なんだよ」と教えてもらったことがあり、その頃から<お客様の記憶に残る接客>とは何かを漠然と考えていました。
入社後、配属されたある店舗では、各人がバラバラの目標や目的を持って個々で接客に取り組んでいました。わたし自身は、「接客とは1客に対し全員でおもてなしをするものだ」という考えを持っていたため、接点のあったお客様全員にご挨拶をする、何気ない会話だけでもコミュニケーションをして感謝を伝えるなど、自分なりにおもてなし行動に努めました。そして、お店で過ごした時間を良い体験として持ち帰って欲しいと考え、その想いは次第に強くなっていきました。
そのような考えにいたったのも、アルバイト時代に教わった<記憶に残る接客>が心の中に強く残り、「それを実現できるショップスタッフになりたい」、「記憶に残るお店にしたい」という想いが明確になっていったからだと思います。
そうしたなかで、上司に相談する機会がありました。「君の考えるヴィジョンは、店長という立場で考える性質のものだから、店長として取り組むことを考えてみてはどうかな?」とのアドバイスをいただきました。 その言葉で、はっと気づかされました。<記憶に残るスタッフ、記憶に残るお店>という自身のヴィジョンを店舗のヴィジョンとして取り組みたい。「スタッフたちと協力してみんなで成果を出したい」という気持ちに変わっていきました。それは、店長に挑戦したいという気持ちを初めて自覚した瞬間でもありました。
伝えることから<対話>することへ。
目標達成を目指せるチームとして、
成長を実感しています。
店長職に就いてからは、一緒に働くスタッフのマネジメントへ力を注ぎましたが、時には想いが伝わらずにスタッフとすれ違いになってしまう場面もありました。お客様の記憶に残るお店になるために、どうしたらスタッフ全員が前向きな気持ちで接客に取り組んでもらえるのかを考えました。
その時、一番大事にしていたのは、スタッフと<対話>をすることです。当時のわたしはスタッフに伝えること、与えることばかりで、「スタッフもこう思っているはず」などと決めつけてマネジメントを進めていました。それが間違いだったと気づいて以来、一人ひとりがどんな想いで働いているのか、どんな悩みを持っているのか、「とことん話を聞こう!」と、コミュニケーションをくり返しました。スタッフの気持ちを知ることができると、それぞれが得意なことに挑戦できるようにアドバイスをしたり、悩みが解決できるように一緒に考える時間が増えたりと、同じ想いと目標を持って取り組んでいくことができました。その時から、スタッフと<対話>をすることは、最も大事にしていることです。
また、ヴィジョンを実現するために、<店舗として全員で達成する目標>を明確に掲げました。個人の目標だけに邁進するのではなく、店舗を一つのチームとして考え、「目標を達成するために」を合言葉に、スタッフ同士が話し合ったり、励まし合ったり、そこに向かって全員で進んでいけるようにしたところ、スタッフ同士の対話がどんどん増えていきました。それまでは、店長としてスタッフ個々人との対話を大切にしていましたが、スタッフ同士が対話できる環境になったことで良いお店が実現でき、結果に繋げられていたのだと思います。
ベネクシーは、オフィスも店舗も、困った時にはすぐに駆けつけて、力になってくれる仲間がたくさんいる会社です。入社してからこれまで、上司や先輩、スタッフ、お客様との出会いに助けられることも多く、本当に恵まれていたと感じています。そのため、わたし自身も出会えた人たちに影響を与えられる人材でいたいと思っています。
この会社で、たくさんの気づきと学びをもらい成長することができたため、店長としてその出会いからより一層吸収をして、これからも周りのために還元できる行動をしていきたいです。お客様すべてに喜んでいただき感動体験を提供できるお店<お客様の記憶に残る店>にできるように、スタッフと共に励んでいきます。